オーストリア航空 Business Class B777-200ER OS076 PVG-VIE
先日発券した欧州2往復の特典航空券でまず欧州を1往復してきた。
往路ではOSのCクラスに乗ってきた。
ちなみにOSのNRT線は2016年9月に撤退することが決まっており、その前に(PVG線だが)乗ることができて良かった。
【 B777-200ER Business Class シート 】
アサインされた7A
1つ前の席は2列(つまり窓側は1-2-1-2-と順番になっている。全体では1-2-1と2-2-2が順番になっている。)
2つ前の5Aの席。7A,K以外の1人席は両サイドに机がある(が、一番広いここを解放してるのはLH連合上級会員。)。
広さはそこそこ、NHやUAの方が少し体感的に広かった気がする。多分足を入れる部分や座席間距離が比較すると狭かったりしたからだろう。一般的な日本人成人男性サイズであれば余裕の広さだが。
ユナイテッド航空 United BusinessFirst (ビジネスクラス) B777-200ER UA945 FRA-ORD - ファーストクラス搭乗記
椅子横のテーブル上のボタンを押すとニュッと食事用のテーブルが出てくる。
シートコントローラーはタッチパネル式。気持ち程度のマッサージ付。
ビデオコントローラーは肘掛の裏。
ディスプレイの下に実はポケットがある。
【 B777-200ER Business Class アメニティ 】
上海線だからなのか、日本線に乗ってる人のブログに載っているポーチとは違った。ある意味日本人的にはレアだけど、日本線のポーチもほしい。
【 B777-200ER Business Class 機内食 】
メニュー
表紙
メインメニュー
コーヒーメニュー表紙
コーヒーメニュー
メインメニュー
bread
antipasti from our tolley
・mango prawn salad
・prosciutto/fresh parmesan
名前の通りトレーの上に前菜が乗せられて運ばれ、その中から欲しい物を選ぶ方式だった。
creamy potato mushroom soup
croutons
fillet of beef
roasted rosemary potatoes
arugula / fresh parmesan
メインメニューはフィレ肉、タラ、鶏照り焼きから選べた。
各社のメイン牛肉を比べたいから基本的にどんな気分でも牛肉を選ぶ。UAのパサ肉よりおいしい。NHのFにはさすがに劣るが、柔らかく美味しかった。
exotic fruits from the trolley / almond tart raspberry coulis
これもトレーで運ばれてくるものを選ぶ方式。チーズなどもあったが、当然甘党の自分はデザートだけを選んだ。
コーヒーメニュー
Wiener Melange
Wiener Eiskaffe
ド定番のメランジェを食後に、寝起きの糖分摂取のためにダブルエスプレッソにバニラアイスとホイップクレームが入ってるWiener Eiskaffeを就寝時間、軽食タイムにオーダー。
乾いたデザートしか用意してない会社もあるため、パフェ感覚でこういうものがオーダーできるのは素晴らしい。
【 総評 】
席は新しく綺麗で、(なぜか)自分の座る席だけしっかり拭いた後があり(他の人は指紋が残ってた)、液晶もグレアで見やすく、赤と白と水色の色使いがカッコ良かった。
楽しみにしていたコーヒーメニューやトレーで運ばれてくるフルーツやデザートも期待通り美味しく全体的に不満な点が無く、満足度が高いフライトだった。
最初はできれば1A等の窓側1人席の机2つ付の席に座りたかったと思ったが、7Aと7Kは隣に人がいないため、人の目を気にせずフルフラットになるシートで十分リラックスできた。ただ隣がすぐ通路になるので気になる人は気になるかもしれない。
アルコールを飲まない人はドリンクメニューがつまらないビジネスクラスフライトもたまにあるが、コーヒーメニューが充実しているため、ノンアルコールマンにも優しい会社だと感じた。
このクオリティなら日本線でまた乗りたいと思った(撤退するけど)。
あとフライトアテンダントさんの服が真っ赤でカズレーザーみたいでカッコよかった。
正直こんなに良い機内食サービスを行ってくれるエアラインが撤退してしまうなんて、日本人も落ちたものである。残念すぎる。
もし今後長距離線に乗るとしたら、PEK、PVG、HKGあたりから乗ることになるだろう。
PVGにて、B777-200ER
今回利用したOSラウンジはこちら
VIE OS オーストリア航空 Austrian Business / Senator Lounge エリアF(schengen) 2016.8 - ファーストクラス搭乗記
(写真:OLYNPUS PEN E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6)
1連発券の特典航空券で日本-欧州を2往復!(微改悪あり)
この手段をイナゴ乞食パクり自称陸マイラーの連中がみんなやると特典のルールが改悪されたら嫌だから自分だけで楽しもうと思っていましたが、最近Twitterでも似たようなことをしている人が自己顕示欲丸出しでツイートしているのを見かけたので、隠す必要も無いなと思い記事を非掲載にしていましたが再掲します。
あと個人的にこの方法で乗りたいエアラインにあらかた乗ったから、もう改悪されてもいいし、珍乗りもそろそろ疲れるし面倒くさいからどうなってもいいやとも思い公開します。
1つ言っておくと、この方法やるのはいいですが、かなり疲れます。
以下過去に掲載していた記事です。
今年の夏休みと冬休みはこれで決まり!
【概要】
ANAの提携航空会社特典航空券(スターアライアンス加盟航空会社)をビジネスクラスで発券しました。
概要│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
特典航空券を発券した目的は色んなエアラインのCクラスに乗ることです。
今回の旅程は日本(Zone1-B)から欧州(Zone7)までのビジネスクラスです。必要マイル数は95000マイルでした(上記URL参照。国際線に沢山乗るので、国際線単純往復のZone1-Aではなく1-Bの扱いです。)。
今回の目的を達成するためにはANAマイルを使った提携会社特典航空券が最適で、日本欧州間を発券一回分の必要マイルで2往復できるからなんです。
それぞれ別切りで特典を取っていてはマイルが持ちません。
使用マイルは一回分なのに、数社のビジネスクラスに搭乗できるなんてお得ですよね。
つまりセコセコマイレージを貯めているんだから、使うときだってセコセコ無駄にならないように使いましょうや!っていうのが今回の意図です。
小さい買い物でもポイントサイトを使って必死にセコセコマイレージを貯めるわりに、いざ使うとなると下手糞な使い方をしている人(主に陸マイラーブログを見て始めた人や陸マイルブロガー)が多いんですよ。
まぁいきなりお金を持った人がどうお金を使えば良いかわからないのと同じ感じで、「無駄の無いマイルの使い方がわからないんだなー」と思いました(あと陸マイラーブログは使い方の記事が少ないのもあるかも。結局イナゴ乞食たちは自分で頭が使えないんだなと気づきました。)。
【今回の旅程】
この旅程は出発地がCTSで、目的地がZRHです。
CTS-PVGはNRTを経由しています。
提携会社特典のルールに乗り換え、途中降機については以下の記載があります。
1.出発地からの必要マイル数が最も高い地点を目的地とします。
2.往路・復路それぞれの最初の都市、または最後の都市を経由するような経路となる地点を目的地にすることはできません。
途中降機・乗り換え
途中降機(24時間を超える滞在)
日本発・海外発ともに途中降機は、目的地以外に往路・復路いずれか1回可能です。
乗り換え
日本国内で往路・復路各2回まで可能です。さらに、日本以外で往路・復路各2回まで可能です。
※目的地は乗り換えの回数に含みません。
※地上移動区間がある場合は、両端の都市を合わせて1回のお乗り換えと数えます。
ご利用条件│提携航空会社特典航空券│マイルを使う│ANAマイレージクラブ
つまり今回の場合で言うと、出発地のCTSと到着地のZRHを経由せずに、必要マイル数が往復で95000マイル以上かかる経路を通らなければ、乗り換えと途中降機で好きな所に寄れると言うわけです。そのためこの旅程では3回もTYO(NRT or HND)を経由しています。
(2017.8.6追記 微改悪について)
本日旅程を組んでいる時にうまくいかなくてもう一度ANAサイトにて利用条件を確認していたところ、いつのまにか以下のような記載が追加されていました。
※途中降機は乗り継ぎ回数に含まれます。
この改悪の内容としては、今までは24時間以上の乗り継ぎは乗り継ぎ回数にカウントされず、1度だけ途中降機として利用できました。
しかしいつのまにかこっそりとセコANAはこの記載を付け足し、乗り換え回数を1回少なくなるように設定してきました。
この記事に記載している、途中降機としてのTYOが国際線乗り継ぎとしてカウントされるのか、国内線としてカウントされるのかは不明です。
もしかしたらそもそも目的地→海外乗継→国内乗継→海外乗継→国内乗継→出発地という国内の乗り継ぎを海外の乗り継ぎで挟むこともできなくなっているかもしれません。
陸マイラーが増えたからかな。迷惑極まりないなと思いますが、御上が決めたルールでも受け入れるしかない状況を考えると、あまりマイルを持ちすぎるのもよくないのかもしれません。極力カードポイントなどでキープしておくのも手かもしれません。
【この発券のミソ】
往路復路のどちらかで1回だけできる途中降機をTYO(日本国内)にすることで、実質的に旅行を2回に分けることができます。
CTS 出発地
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NRT 往路国内①
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PVG 往路海外①
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VIE 往路海外②
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ZRH 目的地(24時間以上可)
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NRT/HND 途中降機(24時間以上可) ここで数か月空いていて旅行が2回に区切られる
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TSA/TPE 復路海外①
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IST 復路海外②
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NRT 復路国内①
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CTS 出発地
逆に言えば目的地のZRHを除く全ては24時間以内の乗り換えが必要です。
そのため2回目の旅行の台湾とトルコでは24時間以上楽しむことはできません。
それでも必要マイルは単純な旅程(例:NRT-IST-FRA-NRT)と同じです。お得ですよね。
この方法で自分は8月に1回目、1月に2回目の海外旅行を一連の航空券で行く予定です。
【トルコのでクーデター+テロで運休、旅程強制変更】
7月22日にANAからメールがあり、エバー航空のTPE-ISTの便が運休になり、特典で取っていたBRのCクラスの便に乗れなくなってしまいました。
翌日ANAのデスクに電話をして確認を取ったところ、TPE-ISTの代替便を確保していて、TPE-PEK-ISTをCAとTKで用意しているとのことでした。
しかし自分はわざわざBRのロイヤルローレルのCに乗るために結果的にTPE-ISTを選んだだけで、ISTに行きたいという訳ではありません。しかもそれがよりにもよってCAのクソ機材に変更なんてたまったものではありません。行ければいいと言うもんじゃありませんので、すぐに経由地の変更依頼をしました。
SFCデスクと話した結果、復路のTPE-IST-NRTの部分がTPE-AMS-IST-NRTになりました。
ここでお気づきの方もいるかと思います。特典のルールにある往路・復路の乗り換え回数上限の各2回までという条件に接触しています。
1回目
CTS 出発地
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NRT 往路国内①
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PVG 往路海外①
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VIE 往路海外②
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ZRH 目的地(24時間以上可)
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NRT/HND 途中降機(24時間以上可) ここで数か月空いていて旅行が2回に区切られる
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TPE 復路海外①
|BKK経由便(これはノーカン)
AMS 復路海外②
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IST 復路海外③
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NRT 復路国内①
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CTS 出発地
電話で話した結果、事情が事情のため復路の海外の乗り換え回数を3回にしてもらえました。通常はしていないそうです。今回たまたまイレギュラー対応をしてもらった結果ですが、ただでさえ一定のマイレージで沢山の便に乗りお得に設定していた旅程がさらにお得になりました。さらにBRのロイヤルローレルクラスの路線をAMSに変えたおかげで、フライト時間が増えロイヤルローレルを楽しむ時間が増えました(AMS線やLHR線はBKKを経由するためフライト時間が長いのでおすすめです。しかもTPEは必要マイルを増やさない経由地として使いやすいです。)。
トルコの問題のせいでISTのTKラウンジを少し諦めていましたが、どうしてもTKラウンジのデザートを楽しみたくてISTに寄ることにしました。
目的は達成できることになり、結果オーライです。
と思ったらトルコに大寒波が来たせいで結局ISTのTKラウンジはおあずけになってしまいました。(2017.2.12追記)
テロの次は大寒波!IST・TKラウンジの高い壁 - ファーストクラス搭乗記
【まとめ】
今回の旅程で乗れる目玉のCクラスは以下の通りです。
去年の8月もANAのFクラス等に乗って楽しみましたが、今回は色んなCクラスを乗り回せるので今年は今年ですごく楽しみです。
エアラインによってはCクラスが最上級クラスという場合もあるので、その会社の最上級サービスを受けることに違いはありません(BR,OSなど)。
座席はできるだけ窓側1人席を取っています。
OS076 機材772 PVG-VIE
オーストリア航空のCクラスは豊富なコーヒーメニューとデザートが楽しみです。少し中国発なことが心配です。OSのラウンジはVIE-ZRHで入る予定です。
オーストリア航空 Business Class B777-200ER OS076 PVG-VIE - ファーストクラス搭乗記
行ってきました。(2016.8.14追記)
LX160 機材343 ZRH-NRT
スイスインターナショナルエアラインズはFクラスがあるので最上級ではなく、FクラスはANAの特典では取れないので、長距離路線のCにとりあえず乗ってみたいと思います。ZRHラウンジでラクレットが食べられたらいいなと思っています。
スイスインターナショナルエアラインズ Business Class A340-300 LX160 ZRH-NRT - ファーストクラス搭乗記
行ってきました。ラクレットは食べられませんでした。(2016.8.14追記)
BR075 機材77W TPE-AMS
IST線の運休でエバー航空のロイヤルローレルクラスに乗れなくされそうになりましたが、路線変更でしっかりとこの機材を抑えました。しかもIST線よりもフライト時間が長いAMS線です。途中でBKKに寄る路線なので長い時間ロイヤルローレルフライトを楽しめるのが嬉しいです。
エバー航空 Royal Laurel Class B777-300ER BR75 TPE-BKK-AMS - ファーストクラス搭乗記
行ってきました。(2017.1.14追記)
TK052 機材77W IST-NRT
少しトルコに寄るのは怖かったのですが、TKのISTラウンジのスイーツを諦められず、それならTKの一番いい機材にも乗ろうと思い77Wを狙いました。楽しみはラウンジスイーツです。これ以上余計なことが起こらないことを祈ります。
テロの次は大寒波!IST・TKラウンジの高い壁 - ファーストクラス搭乗記
行けませんでした。(2017.2.12追記)
上記、4エアライン自体に乗ることすら初めてです。
今までに乗ったエアラインと比較して、どこの会社がどんな良さがあるか見ていきたいと思ってます。
ちなみにANAの767ボロやTKやOSのA320はそこまで楽しみではありませんが、乗り継ぎのためだけだとしても、Yに乗ると結構キツイので目的の路線以外もCで良かったです。マイル万歳ですね!
ちなみにこの珍乗旅程でもしっかりwebから予約ができます。
逆にできない場合はどこかの路線がルールに接触している可能性が高いです。
シンガポール航空 BUSINESS CLASS A330-300 SQ671 NGO-SIN
以前のSQのキャンペーンでA380のSuiteに乗る機会があり、片道はA330-300のCクラスの搭乗だった。
チケット
【 A330-300 BUSINESS CLASS シート 】
ブレてる…
【 A330-300 BUSINESS CLASS アメニティ 】
結構しょぼかったから中身は覚えてない。
【 A330-300 BUSINESS CLASS 機内食 】
メニュー
表紙
昼食
メインメニュー
・サテー タマネギ、キュウリ、スパイシーピーナッツソース添え
前菜
・3種のサーモンと胡瓜のサラダ添え
メイン
・牛サーロインの炙り焼き、冷製グリーンソース フィンガリングポテト、エリンギを添えて
フィナーレ
・トリュフチョコレートのガトー ホイップクリームを添えて
全部添えてる。
【 総評 】
アミューズはアジアンテイストな味付け、重厚感のある椅子はさすがシンガポール航空だと言える。
ただ自分はアジアンテイストな味付けが少し苦手なので、デザートやメインの方がおいしく感じた。多分一般的な日本人に慣れ親しんだ味に近いからであろう。
シンガポールらしさをところどころに出しつつも全体的にバランスの取れたクオリティだった。
(カメラ:NOKIA Lumia1020)