スイスインターナショナルエアラインズ Business Class A340-300 LX160 ZRH-NRT
先日発券した欧州2往復の特典航空券でまず欧州を1往復してきた。
1往復目の復路(一連の発券の中でも一応復路扱い)ではLXのCクラスに乗ってきた。
【 A340-300 Business Class シート 】
アサインされた8K
中席は2席、1-2-1、2-2-1の変則スタッガード配列。
1Aは指定できなかったが、1-2-1の1はテーブルが2つ使える豪華仕様だった。
椅子のボタンがOSのそれに似てる(タッチパネルじゃないけど)。テーブルの出し方も同じ。
オーストリア航空 Business Class B777-200ER OS076 PVG-VIE - ファーストクラス搭乗記
肘掛の後ろあたりにあるランプ、緑は椅子が離着陸体制、青はコンセントで充電中。
各席にハンガーが予め準備されているのは珍しい。
座席は当然フルフラット。OSより少し狭いような気もしたが、ほぼ同じ広さ。
座席指定は2-2-1列の左側を取るときは知り合い同士で乗らないと、折角ビジネスに載っているのに知らない人を跨ぐ(もしくは跨がれる)ことになる上、1つの机を2人で共有することになるので、極力回避したいところ。
1-2-1の左側の1席なら広く使えるのでお勧め。更にバルクヘッド席は斜め前に椅子が無いため足元がもっと広くなるのでお勧め。
ANAスタッガードなどに比べて開放的な形なので、人目が気になる人には良くない形かもしれないが、カップルや友人、家族と来ている人は話しやすい形である。
【 A340-300 Business Class アメニティ 】
入れ物はポーチではなくまさかのエコバッグ。
中身は靴下、耳栓、アイマスク、リップ、歯ブラシと普通。
LXはアメニティがポーチだけではなく、今回のエコバッグや缶ペンケースなどもあるらしいので、毎回乗るたびに違うものが欲しくなるというのが好ポイント。
【 A340-300 Business Class 機内食 】
メニュー
表紙
メインメニュー(英語)
メインメニュー(日本語)
メインメニュー
ファーストコース
・サンピエトロハム、プッラータチーズとルッコラとテリーヌ添え
イエロートマトのクーリとバルサミコパール
・ビーフテンダーロインのハーブクラスト、赤ワインソース仕立て
ポテトグラタン、春野菜
マヨネーズ嫌いな自分はポテサラよりもこのポテトグラタンは嬉しかった(そしてOSの機内食でも同じのが出てるのを見たことがある)。
ステーキの上のハーブクラストはナイフで切ってると確実にこぼれる…。
スイスのチーズ各種
・テット・ド・モワンヌ、ジャン・ピエール、シャルマン、洋梨ブレッドと共に
デザート
・チェリークラフティ、クレーム・ディプロマット添え
待望のスイーツ!!!見た目よりも甘すぎずお腹いっぱいだったが、おいしく平らげることが出来た。
朝食
クロワッサン、ハム、ヨーグルト、フルーツ
フルーツたっぷりねって言ったから沢山入れてくれた。美味しい。
これはトレーで運ばれてきて食べたいものを選ぶ方式。
【 総評 】
良い意味でも悪い意味でも想像通り、期待以上ではなかったが、がっかりすることはなかった。際立ってダメな所や感動するようなことはなかったが、逆に言うと安定している。厳しめに見えるが、安心して乗れますよということ。
スイスの名産でもあるチーズがしっかり入っていたり、椅子横のテーブルの木目調がおしゃれだったり、しっかりと押さえてる所は抑えてる感じ。
OSのデザートトレーを経験してしまったから、もう少しデザートを充実してくれたら期待を超えてたかもしれない。
今回乗った機材が最新鋭の内装を施した777-300ERではなく、日本線に投入されているA340-300なので、LXの本気を見たわけじゃないということを考えると、今度はしっかりと最新機材の77Wのファーストクラスに乗ってみたい。HPを見ると中々良さげである。
今回利用したLXラウンジはこちら
ZRH LX スイスインターナショナルエアラインズ Business / Senator Lounge Airside Centre (schengen) 2016.8 - ファーストクラス搭乗記
ZRH LX スイスインターナショナルエアラインズ Business / Senator Lounge Gate E (non-schengen) 2016.8 - ファーストクラス搭乗記
(写真:OLYNPUS PEN E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6)