エバー航空 Royal Laurel Class B777-300ER BR75 TPE-BKK-AMS
去年発券したひとつづりの特典航空券で2往復目の欧州旅行に行ってきた。
2往復目の往路は台湾のエバー航空(以下、BR)のRoyal Laurel Class(ロイヤルローレルクラス)に乗った。
ちなみにマイルはここ↓やポイントサイトで貯めている。
マイボンバーで自作自演したら沢山ポイントゲットできた - 地球人のポジション取り
今回搭乗したBR75はTPEからAMSに向かう間にBKKを経由する。途中給油があり、BKKで降りる客やBKKから乗る客もいる。今回はBKKから乗ってくる欧州人がかなりいた。特に上位クラスはほとんど欧州人だったと思われる。
台湾の航空会社で唯一信頼しているエアラインはBRである。2015年墜落事故を起こしたと思ったら、突如解散したTSAをはじめ、空飛ぶシンドラーで過去有名になった中華航空ことCIなど、危ないイメージしかない台湾のエアラインの中で唯一の良心ともいえる。
そんなBRの最上級クラス、期待大で搭乗した。
【 B777-300ER Royal Laurel Class シート 】
BRのフラッグシップ機B777-300ERに導入されている最上級クラスのRoyal Laurel Classはビジネスクラス扱いであるため、BRにはファーストクラスが無いことがわかる。
Royal Laurel Classのシートは(リバース)ヘリンボーン式で1-2-1の配列で並んでいる。
今回は左側窓2列目の2Aに座った。
1Aを後ろから見た絵
ヘリンボーン式の特徴だが足元が細く狭くなってしまう。
ベッドメイク
ベッドメイク足元
ディスプレイは収納式
ディスプレイ展開(液晶右のボタンを押す)
ディスプレイコントローラー
シートコントローラー
肘掛(下せる)
中の2列席の様子。
ちなみにヘリンボーンとは、開きにしたニシン(herring)の骨(bone)の形の模様のことを言うとか。
通常のヘリンボーンタイプは足が通路側に出ており、本機材は足が通路側に出ていないタイプなのでリバースヘリンボーン。
座席はさすがにBR最上級クラスということで広々使えたが、体がデカい人は少しキツいかもしれない。
座席が窓側に向いているので、周りが気にならないようになっていることは好印象であった。
【 B777-300ER Royal Laurel Class アメニティ 】
皆大好きリモワである。ちなみにポーチは2色展開で、右上のアイマスクや靴下のようなモスグリーンの色をした物も存在する。今回貰ったのは黄緑色。
内容はボディクリーム、リップクリーム、櫛、アイマスク、靴下、歯ブラシセット、耳栓、メガネorスマホ拭き、書類。
スマホ(メガネ)拭きがついているのが珍しい。そして貰うとうれしい。
クリームのブランドはHARNNで、ラウンジのシャンプーや機内トイレのアメニティもHARNNで統一されている。
ちなみにこのアメニティポーチはTPE-BKKではもらえず、BKK-AMSでもらえた。CAに聞くとロングホールだけでもらえるらしい。
BKK-AMSでのみ用意されたパジャマ
【 B777-300ER Royal Laurel Class 機内食 】
メニュー
表紙
監修者紹介
白い表紙の方のソフトドリンクページ(これだけ日本語対応)
TPE-BKKメニュー
BKK-AMSメニュー
ブランド統一ランチョンマット
TPE-BKKメニュー
SKY GOURMET
CHINESE STYLE
正直失敗した、口に合わなかった。ローヤルローレルスペシャルの牛肉麺にすればよかった。
ハンバーグ的なもの(これがまだ食べやすかった)
味付けしてない玉ねぎ入りスクランブルエッグ
豚のデンブ?湯葉、漬物
臭豆腐?
Fruit
BKK-AMSメニュー
SKY GOURMET
PRELUDE
Smoked Salmon Wrapped with Seaweed , Mayonnaise Mustard in White Bread
Smoked Ham and Cheese with Walnut in Crostini Bread
(※スモークされたおつまみ)
FROM THE BAKERY
Assorted Bread Served with Butter and Vinaigrette Dressing
HORS D'OEUVRE
Baked Tiger Prawn and Smoked Duck
Served with Horseradish and Dijion Vinaigrette
(※エビ、鶏肉、野菜、西洋わさび味)
SOUP
Carrot Coriander Cream Soup
(※人参ポタージュ)
SALAD
Garden Vegetable Salad
MAIN COURSE
Stir Fried Beef Fillet Cube with Champignon in Black Pepper and Crisp Garlic
Mixed Vegetables
Egg Fried Rice
(※胡椒強めのサイコロステーキ、ガーリックフライ、パプリカ等、チャーハン)
OSと同じオーダー式
Gotthard Cheese
Ice Cream(Movenpick Chocolate)
Opera Cake
Fruit
LEISURE DELIGHTS
Hot Chocolate and Cookies
REFRESHER
WESTERN STYLE
Salami and Assorted Cheese Plate
Bread
Braised Chicken Thigh Provencal Style Served with Orzo Ratatouille Stew
(※チキンライス)
全体的に量が多めだった。なので各メニューで結構好きじゃないものは残し気味だった。
先に乗ったTPE-BKKのおかゆはマジで失敗だった。基本的に自分の舌にはコテコテなアジアンな味は合わないのかもしれない。(この台湾粥は多分美味しい物なんだと思う。)
今度からどんなエアラインに乗っても洋食しか選ばないと学んだ。
BKK-AMSのメインの肉はパサついてはないけど、かなり味が濃かった。
OSスタイルのデザートワゴンは少し驚いたが、甘党には嬉しいサプライズであった。
【総評】
座席、ミール、アメニティ、清潔感など特に大きな問題はないように思う。
身体が大きいとヘリンボーンの足元の狭さが気になるかもしれない。
アメニティはリモワのハードケースで大満足だし、デザートワゴンサービスを導入しているのも好感度が高い。
機内食監修者?のQing Yang Xiaoさんの世界観が統一されているのがいいなと思った。
ランチマットやメニューは当然、箸も統一されていて、こういう姿勢が大事なんだなとわかった(ちなみに箸は機内販売で900TWDで買える。買った。)。
そして台湾のエアラインで、日本に全く関係ない路線でも日本語対応できるCAさんがいることに驚いた。
日本路線勤務経験があったのか、たまに日本語でメニューを説明してくれることがあって非常に楽だった。
ドリンクメニューに出てくる日本語や、機内ビデオの言語に日本語が入っていて、ストレスのかからないことも多かった。
またTPE-AMSのノンストップ超ロングホールではなく、一度BKKで降機して1時間くらい時間が取れたのも嬉しかった(ラウンジ探検できた。ただし保安検査をしたり、ゲートに移動しないといけない)。
この1時間で自分の席が綺麗に直されていたのも地味に嬉しい。
また今度モスグリーンのアメニティポーチを貰うために乗らないといけない気がした。
機内Wi-Fi対応
今回利用したBRラウンジはこちら
TPE BR エバー航空 The INFINITY 2017.1 - ファーストクラス搭乗記
TPE BR エバー航空 The STAR 2017.1 - ファーストクラス搭乗記
(写真:OLYNPUS PEN E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6)