ハワイアン航空 Business Class A330-200 HA457 HA458 HND-HNL
今回ハワイに行った際にはいつものANAではなく、初めてHawaiian Airlines(以下HA)に乗ってみた。
往復共にビジネスクラスを利用した。写真は混ざっているが往路復路共に機材はA330-200で、機内食とアメニティが異なる。
スタアラ系列ではないが、ハワイが好きで昔から乗ってみたいと気になっていたエアラインなので選んだ。
【 A330-200 Business Class シート 】
少し前からHAが導入している新シート。フルフラットになりハワイアンな雰囲気があると謳っている。2-2-2の3列で18席の構成となっている。
実際に座ってみて、あまり席はビジネスの中では広いほうではないと感じた。オットマンが小さく足が落ちそうだと思った。2列目以降なら前の座席があるが、1列目は何もないからもう少しオットマンがデカいといいなと思った、そうすれば靴くらいは入れられたのでは。
またシートのポケットが少なくて困った。メッシュポケットに関しては小さすぎて使い物にならず、もう1つのポケットは水を入れたらほぼ終わり。またアテンダント呼び出しボタンを間違えて押してしまいそうであまり沢山物を入れられなかった。ただUSB電源のすぐ近くにスマホを入れることができるのは良い(寝ているときに取られないように!)。
シートリクライニングは直感的に前に動かすか後ろに動かすかスイッチを前後するだけ
なのでわかりやすかった。しかし脚だけ倒す、背もたれだけ倒すといった調整はできなかった。
【 A330-200 Business Class アメニティ 】
【 A330-200 Business Class 機内食 】
【総評】
シートは正直NHやOSのスタッガードのほうが圧倒的に良かった。なんとなく席を倒した時に頼りない感じがしたのだ。
ただ路線的に競合するのはNH,JL(提携),UA,DL,KE,CI,D7なので、際立って見劣りはしないと思われる。
アメニティポーチが往路と復路で全然デザインが違うことに好感が持てる。
また好きなホノルルクッキーのお土産も貰えて嬉しい。
機内エンターテインメントがiPadというのもなかなか面白い(邪魔な時にしまえないのは少し気になるが)
また写真に撮り忘れたが、スリッパがサイズを調節できるものでホテルで使って便利だったのが非常に嬉しい。
ただ行きの路線のアテンダントがアメリカ系エアラインのスパルタタイプの奴に当たったせいで少しネガティブな印象を受けた。日系だったがそんなの関係ない。やはりアメリカのエアラインだなと感じた。
今回予約した時はJLと提携を発表する前だったが、今後はエラー運賃が見つかるなど特別なことがない限り有償では乗ることはないかもしれない。
今回HAの新キャビンビジネスを経験したので、きっと今後は大好きなハワイはNHマイルを使って行くだろう。スパルタCAもいないし、プルメリアラウンジは思ったよりも微妙だったし、NHなら日本のラウンジもあるし、全フルフラット化した。
しかしHAには離島間移動のためにはまたお世話になることはあるだろう。今回の往復で離島間移動の片道分マイルが貯まった。
そしてHNLのUAラウンジはきっと残念なままだ…。
HNL HA ハワイアン航空プルメリアラウンジ 2017.10 - ファーストクラス搭乗記
(写真:OLYNPUS PEN E-PL6, M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6)